ダイバーシティを語るうさぎ「性暴力サバイバー」

性暴力の被害当事者です 。PTSDの事、自分の体験談、日々の楽しみなど色々な事を綴ります。女子大生です。

団体設立のお知らせ 【ちっぷす@東海】

コロナ渦で活動の幅が狭まって、かれこれもうすぐ半年くらい経ちますね...。

皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

私は任天堂スイッチでどうぶつの森がやりたくて、電気屋さんの抽選にスイッチ購入権を求めて応募しまくる毎日です(笑)

 

性を考える団体設立のお知らせ

さて、今回のブログではとても重要なお知らせがあります!

 

なんと、この度東海地方を拠点として、

ちっぷす@東海

という団体を立ち上げました。

 

性犯罪の被害当事者である私と、看護学生で、将来性教育のエキスパートを目指すfukuちゃんの2人で一緒に立ち上げた団体です。

ちなみに、2人とも同い年の大学生です✌︎

 

ちっぷすでは「正しい性の知識を知って、あらゆる性暴力やトラブルから身を守る」

という事を理念に置き、活動します。

 

”性に関する正しい知識を共有したい!“

“性暴力についてもっとたくさんの人に考えてほしい!”


今まで性被害当事者として、強くそう願っていたけれど1人の力では活動が難しい事も多くありました。

しかし、同じ志を持ったfukuちゃんと一緒にそんな願いを叶える一歩を踏み出せた事、とても嬉しく思います。

 

まだまだ小さなチームですが、地道に活動をしていきますので、是非応援よろしくお願いいたします。

 

ちっぷすで、一緒に性教育や性犯罪について考える仲間も募集しています!

ご興味のある方はお気軽にちっぷす@東海のTwitterや、こちらのダイバーシティを語るうさぎまでお気軽にお問い合わせください(^^)/

 

ー ダイバーシティを語るうさぎ 前田かや子

 

ちっぷす公式と、共同代表2人のTwitterはこちら!⤵︎

(ユーザーネームをクリックして開く事もできます)

ダイバーシティを語るうさぎ(前田かや子)Twitter

@diversity_usagi

 

fukuちゃんTwitter

@fuku96557680

 

ちっぷす@東海Twitter

@tips_0724

 

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性被害者支援について意見交換会

意見交換会

7月10日(金)に愛知県の豊田市議会議員の中島竜二議員と、性犯罪被害者の支援制度やセカンドレイプの問題など、性犯罪を取り巻く様々な問題について約2時間の意見交換会をしました。

中島議員とはこれまでメールで意見交換を行っていました。しかしCOVID -19 の影響でなかなかお会いできず、先週の7月10日にやっと直接お話しすることができました。

 

近頃、政府の性犯罪対策強化に関する方針や、性犯罪の刑法改正が話題になっており、以前より多くの人が性犯罪について関心を持つようになったと思います。

そして、地方公共団体のより人々に近いレベルでも性犯罪の被害者が生きやすくなるようなシステムが作られる流れになればいいなと以前から考えていましたので今回このような機会を得ることができてとても嬉しかったです。


豊田市の現状と私の考察

中島議員は今回私が議会へ伺う前に、市民相談課の窓口にて

「今後性犯罪被害者を支援するシステムなどを作る予定はあるか」

という事を聞いてきてくださいました。

しかし、返ってきたのは

「そのような内容の相談はほとんど無いからその予定は特に無い」

という回答だったそうです。

 

なるほど、限られた時間の中でより多くの市民のニーズをカバーしなくてはならないから、行政も他の民間企業と同じように“数字”が大切なのか!

その視点は今までありませんでした(´・Д・)」

しかし、私が被害にあった当初を思い返してみましたが、ネットで支援を受けられる場所を色々探していた時、(私のリサーチ能力の低さも相まって)市役所へ問い合わせるという発想はなかったように思います。

中島議員からそのお話を聞いた時「市役所に相談して良かったんだ!」と目からウロコが落ちました。

 

「相談するのが恥ずかしい」などの理由の前に、そもそも「市役所でそういう要望を出せる事を知らない/発想がない」というハードルがあるように感じます。

 

すぐに“何かの制度を作る”という事も必要ですが、今あるシステムの中で、被害者が相談したり支援を受けられる場所を、すぐ見つけられるようにする取り組みがもっと盛んになるといいな、と思いました。

 

また、私は被害にあってから被害届を出せておらず、いわゆる”暗数“の1人です。そのため現状では何か地方公共団体の支援制度ができてもそれを受けられない可能性が高いです。

もちろん何か制度ができた時に全ての人を無条件で対象にするわけにはいかないので、被害届の提出はある一定の指標にはなると思います。しかし、私のようにカウントされていない被害者も含め、より多くの人をカバーするにはどうしたら良いのでしょうか....。

このような事についてももっと理解を深めて研究してみたいなと思いました。

 

最後に

今回は中島議員と約2時間お話をして様々な気づきがあり、行政のシステムなど、自分がもっと勉強してみたい分野や知らなかった分野がよりハッキリしました。

この経験を活かして自分にできることは何か研究し、被害者が生きやすい世の中になるように、少しずつ行動していきたいです。

 

最後になりますが、

お忙しい中お会いする機会をいただいた中島竜二議員と、今回の意見交換会のために作成したGoogleフォームのアンケートにTwitterなどからご参加いただいた皆様には心よりお礼申し上げます。

 

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政府の性暴力対策強化方針と持論

今年の夏で、私が性被害に遭ってから5年が経ちます。今までの治療や辛かった時間を思うと長く感じますが、被害届を出せるタイムリミットまであと半分!というところに来てしまったと考えると時の流れが早くて驚きます。

今は少し自分の経験を話せるようになって、自分のように苦しむ人を減らしたい一心でブログや活動を始め、たくさんの理解ある方々に巡り会い、前向きに生きています。

しかし、他で経験した人生の挫折のように、「これをバネに頑張れるから無駄な経験ではなかった」とはなりません。無かった方が100%幸せな人生だったと思います。

だから、性被害について考える時はとても感情的になってしまうし、加害者やセカンドレイプに当たる言葉で私を精神的に追い詰めた相手が本当に許せないです。

被害を経験した当事者として本当に性犯罪を減らしたいと思っているし、今いる全ての被害者が少しでも楽に生きられる世の中になってほしいと心の底から願っています。それ故に、感情的になりすぎて飛躍した論理を展開してしまう事もしばしばありました。

 

しかし、被害からある程度時間が経って少しずつ勉強をした今、感情論だけでは何も変えられない事が分かってきました。

いつだって人が話を聞きたいのは、感情的に騒ぐ人ではなくて、冷静かつ論理的に、根拠や考えを話せる人の話だと頭では分かっているのですが、、自分の被害の話となるとつい熱くなり過ぎてしまいます(o_o)

 

とても前置きが長くなってしまいました。。

今日は何が話したかったのかというと、先日発表された「性犯罪・性暴力の対策強化に向けた政府の方針」についてです。

 

加害者に対するGPSの装着

これについて今一番議論が盛り上がっているのは加害者に対するGPSの装着についてですね。

加害者の人権についても話されているし、「そもそも効果があるのか」という事もよく話されています。

 

加害者に対するGPS装着については、

GPSをつけるだけで再犯率ダウンが望めるとは全く思わないけど、加害者にある一定の治療をした上でならある程度の効果を発揮するのかな?」

というのが私なりの感想です。

 

再犯防止と加害者の治療

性犯罪の再犯率を下げるのに一番大切なのは「加害者に対する精神的な治療」だ!というのが私が今まで一貫して持ってきた持論です。

それは、痴漢や強姦などの性的問題行為がときに「性依存症」など治療が必要な原因によって引き起こされるケースがあると認識しているからです。この場合、刑罰やGPSなどの方法のみで再犯を防ぐのは限界があると考えています。

そのような時には認知行動療法などを用いた精神的な治療が必須でしょう。

”治療“というと加害者のためだけに施す手当てのように聞こえますが、実際はそうではなく、再犯のファクターとなるものを取り除き、社会の安全に寄り添って、同じような悲しい事件を繰り返す確率を下げるために必要な極めて合理的で現実的な対策だと思っています。

 

また、GPSを装着する事で位置の確認はできますが、誰かの体を触ったり、誰かをある一定時間暴行してもその行動までは把握できないはずです。本人に更生する完璧な意思と、理性で行動をコントロールする能力があるならば、GPSがある程度の抑止効果を発揮すると思いますが、そうでない場合にはまずは精神的な治療が第一なのかなと思います。

今回の対策強化案には「認知行動療法を活かした専門的プログラムの拡充」という記述もあったので、バランスよく時間をかけて行えばある一定の効果はあるのかな?と素人ながらに少し期待しています。

GPS装着や厳罰化に反対しているわけではないし、治療かGPSか厳罰化かどれか1つ!と言っているわけでもありません。

とにかく加害者の治療は重要だよな〜という気持ちです。

GPS装着のように人の権利を著しく制限、侵害する行為は必ず法律を根拠に行わなければならない決まりですから、まずは今慎重にたくさん議論されていることに私は価値を感じているし、性暴力の対策強化について世論が盛り上がっている事は被害当事者のひとりとして単純に嬉しいです。

加害者の治療と私のオススメ図書

先日「痴漢外来」という本を読みました。この本の著者である筑波大学の原田隆之先生と以前少しお話したことがあります。この本の中でも書かれていますが、私がお会いした際にも「加害者に対する精神的な治療は科学的なエビデンスを踏まえた上で再犯防止にはとても重要だ」という事をおっしゃっていました。

先生がテレビの番組で同様の事をお話しになった際「加害者の味方をするのか」「なんでも病気(性依存症)にするな」といった批判が多く寄せられたそうです。

なるほど、ひと昔前まだ私が加害者に対する怒りで感情的な言葉しか出なかった頃を思い出すと、そのような批判をしたくなる気持ちもよく分かる...。

でも、本気で性犯罪を減らしたいと考えて動き出した今の私はそれだけじゃやっていけない事が分かります。

深く話しすぎると本のネタバレになってしまうので、今回は私のおすすめ図書として最後に「痴漢外来」のURLを貼って紹介しておくにとどめます..笑

科学的な側面から性犯罪について書かれているのでとても興味深い内容がたくさんです。

 

被害を経験して辛い気持ちを知っているからこそ、私は冷静になって性犯罪を減らすための現実的な方法を模索していきたいと思いました。

 

 

性暴力対策強化に関する政府の方針はこちら

 

原田隆之先生「痴漢外来」はこちら

 

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My #MeToo Story (English ver.)

Introduction 

Good morning and TGIF guys, it's Ashlyn - a university student in Japan.

I am one of the victim of sexual misconduct. 

This is my first time writing a blog here in English today! I'm not really good at speaking English.

Although I am sure I will make lots of grammar mistakes, I would like lots of people to read it to know how victims of sexual misconduct are suffering.

Also, I wanna share/exchange lots of information and opinions with you all.

This is why I write articles in English here!!

 

Btw, I have a Twitter account as well. Pls check it out for more information about me, or any other Japanese victims. 
@diversity_usagi

 

My #MeToo Story

When I was 16, I was raped by some strangers out of the blue.

It happened at daytime, around 3pm.

It was still bright outside. 
Ever since then I have been suffering from PTSD (=which stands for Post Traumatic Stress Disorder).

In addition, when I told my mother that I was raped, she couldn't accept me.

"I would feel so ashamed if our neighbors know about that. Don't tell anyone that you were raped."  she said.

Since then I've been feeling really conflicted. Because I love her for rasing me, but at the same time I hate her because she couldn't understand my feelings or see things from my perspective.

I was deeply hurt inside.

 

It has been almost 5years since when I was raped.

Now I want people to know about victims suffering from sexual misconduct, second rape etc.. by sharing my #MeToo story.

 

It doesn't matter what you wore  

It doesn't matter where you were 

Rape is never victims's fault.

 

If you are suffering from the sexual trauma, let's get over the shock of it with me together!

Or, if it is your first time reading story about victims of sexual misconduct, let's learn together what we can do to prevent those misconducts from you or your important person! 
Getting information about sexual consent, education and so on is all about loving your partner.

 

I am sure we can do whatever we want to!

Because we are not alone.

 

Thank you (╹◡╹)

If you have any comments for Ashlyn, pls lemme know on my Twitter

@diversity_usagi

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同意年齢と性教育

性的同意年齢

先日、韓国で性的同意年齢が13歳から16歳に引き上げられたというニュースがありました。

現在の日本の法律における性的同意年齢は13歳です。

前回のブログで、性犯罪に関係する法律の改正してほしいポイントについて「時効の撤廃」を挙げましたが、性的同意年齢の引き上げも、とても重要だと考えています。

 

性的同意年齢とは

性行為の同意能力がある年齢の下限

のことです。

現在の日本の法律では、13歳になったら自分の意思で性的な同意をする能力があるとみなされることになります。13歳ということは中学1年生の年齢ですね。

 

13歳と、同意能力と、性教育

私が13歳の時、自分に性行為について同意する、しないを判断する能力があったかどうかを考えましたが、私は絶対にありませんでした。

そもそも、私が“性行為”というものを知ったのが中学1年生の後半でした。

部活動の帰りに友達5、6人と歩いていて性行為についての話題になりました。その時私は何も知らなくて友達が何を言っているのかよく分かりませんでした。友達に「知らないの〜?」とからかわれた事が衝撃的だったのでとてもよく覚えています。

「だって学校で習ってないじゃん」というのがその時の気持ちでしたが、今思えば同意年齢を過ぎた年齢で“学校で習ってない”というのはとても大変な問題です。

 

私は小中学校時代、かなり真面目で成績も良い生徒でしたので(自分で言っちゃった....笑)その記憶を信じるとすれば、私が授業を聞いていなかったとか、そういう事でもない気がしますし、少なくとも記憶に残らないような範囲での性教育しか13歳の時点では受けていなかったと思います...。

 

性的同意年齢の引き上げそのものも大切ですが、その年齢までにある程度進んだ性教育が必要だということを、今回韓国のニュースや一般社団法人Springさんの#OneVoiceキャンペーン をみて改めて感じました。

 

外国の性教育

余談ですが、先日シンガポール人の友達と電話で話す事があり、性的同意年齢や性教育についても話題が及びました。

彼は、

 

「今までの学校教育で、きちんと性教育を受けてきた自信がある。避妊の仕方や体の仕組みだけじゃなくて、同意の取り方とか性犯罪についても段階を追って学んできた」

 

と話してくれました。

自信を持ってそう言えるって凄いことだと思います。それに、性的同意の取り方や性犯罪についても、性教育で学ぶべき項目だという前提で自然に話す事ができるという事も、とても感心してしまいました。

正直お互いの国の性教育の問題点について議論する事を想定していたのでとても驚きました。

 

日本は日本に合ったやり方があると思うので、何でも「海外はこうなのに」と比較して現状を悲観するという事はしたくないのですが、彼の話を聞いて海外の性教育がどんなものなのか、とても興味が湧きました。

今後、色々な国の性教育について研究してみたいと思います。

 

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性犯罪に関する刑法について

刑法改正キャンペーン

先日、#おうちでOneVoice 刑法改正のキャンペーンにツイッターから参加しました。

ダイバーシティを語るうさぎTwitter

@diversity_usagi  

こちらは、一般社団法人Springさんの企画で、性犯罪に関わる刑法の改正を求めるキャンペーンです。

今回このような企画に自分も参加するにあたって、性犯罪に関する刑法に対してどのような意見を持っているのか、どこかに記しておく必要があると思いましたので、今日こちらのブログで刑法について考察したことや私個人の意見などをお話しします!

 

2017年改正のポイント

2017年の6月に、性犯罪に関わる改正刑法が国会で可決されました。これは、明治40年の制定以来110年ぶりの大きな改正です。

2017年の刑法改正では以下のような点が注目を集めました。

 

   1.  名称の変更

強姦罪→強制性交等罪 に名称が変更されました。また、被害者の性別が女性に限定されていたところが、性別を問わないものとされました。

   2.  法定刑の下限の引き上げ

強姦の罪に対する法定刑の下限が懲役3年→5年に変更されました。

   3.   保護者から子どもへの性的虐待処罰

保護、監督する立場の人が、18歳未満の子どもに対してわいせつな行為をした時、暴行や脅迫をしていなくてもそれを処罰できるようになりました。

   4.   非親告罪

これまで、被害者本人の告訴がなければ公訴を提起することができない親告罪だったのが、本人の告訴がなくてもそれをすることができる非親告罪になりました。

 

2017年の刑法改正は、たくさんの人が性犯罪について考えるきっかけにもなったと思うし、内容も全然ダメだとは個人的には思いません。

しかし、「もっとこうなってほしいな」と思う点はいくつかあります。

私が変更を望む点は複数ありますが、中でもココを絶対変えてほしい!と思う1点について書きます。

 

ココを改正して!時効の撤廃

私が性犯罪についての法律で一番変わってほしいのは「時効」です。

現在の刑法では

強制性交等罪=10年

強制わいせつ罪=7年 

の時効が設定されています。

 

しかし、性犯罪の被害者はPTSDによる乖離など様々な理由ですぐに被害を話せないことが少なくありません。実際私も被害に遭ってからPTSDにかかり、被害の記憶はしばらくの間ほとんど飛んでしまいました。

やっと被害を整理して話し出せる!となった時には時効を迎えていて加害者を処罰できないというケースはとても多いそうです。

それから、性犯罪被害者を支援する制度のある自治体がありますが、そのような制度も時効を過ぎてからの申出だとなかなか受けられないようです。

私は被害後にPTSDの症状がかなり強く出た当事者のひとりとして、「時効の撤廃」は実現してほしいなと考えています。

 

 

2017年の刑法改正や、#MeToo ムーブメントの展開など、この数年間で性犯罪についてたくさんの人が考える機会はとても増えました。性犯罪の被害当事者として、とても嬉しく思います。

この波に乗って、少しでも被害当事者が生きやすい、また、新たな被害者を生まない社会を作るための歯車の一部に私もなれたらいいなと思います。

 

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満員電車に乗らなくて良い!

1月の半ばごろから始まり、新型コロナウイルスの影響で5ヶ月も続いた大学の春休みがやっと終了しました。

今日から授業開始です。

とはいえ、緊急事態宣言が延長されて、まだまだ学校に行って授業できる状態ではないので全てオンラインでの授業です。

 

最近は何でもオンラインで、そういうものに疎い私はとても混乱しています( ̄∀ ̄)

 

授業がオンラインになったことで、朝の満員電車に乗らなくて良いことになりました!

これはめちゃくちゃ助かります!

私は人に触れられるのがすごく苦手で、知らない人同士信じられない密度で詰め込まれる満員電車は本当に最悪でした。

私にとって満員電車は、PTSDで乖離をしてしまうトリガーのひとつでもあり、通学途中に苦しくなってしまって、全然教室へたどり着けないこともありました.....。

だから、電車に乗らずに授業が受けられるシステムになってとても喜んでいます!

 

しかし、この先ずっと電車に乗らなくていいわけではないし、就職したらパニックを起こすから電車に乗らない!なんて事はいえないと思います。

この事については何年も前からすごく悩んでいて、卒業して就職するのが怖い最も重大な理由の一つです。

 

今回、オンライン授業になって電車に乗らずに勉強できる期間をゲットしたので、この間に少し電車が苦手な気持ちを克服する作戦をたててみようと思います。

 

今のところ、一つ思いついたのは

イヤホンで人が喋っている声を聴く事

です。

いつも気を紛らわせるために音楽を聴きながら電車に乗っていたのですが、音楽は聴き“流し”てしまうため、ネガティブな事をたくさん考えてしまい、よくパニックを起こしてしまいました。

でも、漫才や落語などを流せばその内容に集中できて、あまり辛いことを考えずに済むかな?という考えの作戦です。

ちなみに私は、交通、旅行系YouTuberのスーツさんが好きなので、それを聴きながら電車に乗ろうかなと思っています!

電車の降り忘れだけ注意ですね!笑

 

それから、私は去年、ワイヤレスイヤホンを導入しました。線のあるイヤホンより絶対に良いです!荷物が多くても絡まらないし、人に押された衝撃で耳から外れたりもしません!

満員電車が苦手な私にとって、イヤホンは財布と同じくらい超重要なアイテムなので、良いイヤホンを使うとQOLが上がります!

 

PTSDの影響で苦手なものがたくさんありますが、自分なりの工夫をして、少しずつ苦手なものにも対応していきたいなと思います。

 

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