“性暴力”に関するイベント企画会議 【NanzanAIDの皆さん】
今日は珍しく最近の活動について書いてみようと思います(╹◡╹)/
最近は性被害関連の勉強会をたくさんしていて、自分の性被害について話す機会が多くあります。
南山大学 NanzanAID の皆さんと
昨日は、南山大学のサークル『Nanzan AID』の皆さんと、性暴力やセカンドレイプ 、キャンパス内のハラスメントについて意見交換&今後一緒に企画を考えていくためのキックオフミーティングをしました。
Nanzan AID さんは普段、講演会やイベントの企画を作る活動をしているサークルです。
今年に入ってから、たくさんの方と意見交換やミーティングを行っていますが、自分と同じ大学生の仲間とオフラインで話し合える機会はあまりありませんでした。真面目に性犯罪やセカンドレイプ について話し合える仲間と新しく繋がれた事がとってもとっても嬉しかったです。
ミーティングの前半では私の被害経験について簡単に話し、後半は、「より多くの人に性暴力を身近な問題として捉えてもらう為にはどのようなアプローチで企画を作っていけば良いか」というトピックで話し合いました。
普段性犯罪の情報にアンテナの立っていない層の人にも届くような企画をしてみたいね!
みんなで話していくうちに少しずつ方向性を掴んでいきました。
例えば、”セカンドレイプ“について。
「セカンドレイプ という言葉を性被害当事者になって初めて知る人が多いよね」という話になりました。
「でも、セカンドレイプ をするのは当事者ではなく第三者の場合が多い...。そこの溝を埋めるためには、セカンドレイプの概念を社会の常識として予め浸透させる事が重要だから、その先駆けを私達が担ってみたい!」
こんな素敵な考えにみんなで辿り着きました。
長い間実際にセカンドレイプに悩んできた私はすごく希望を感じます....。
また、
「セカンドレイプを知れば他の場面でも人を傷つけなくて済むかもしれない。性犯罪以外の切り口からセカンドレイプ を伝えたらよりたくさんの人に伝わるかも!」
というクリエイティブな意見も出ました。
私は普段、24時間365日と言っても過言ではないほど性被害関連の問題について考え続けていますが、実際にたくさんの仲間たちと意見交換をすると、1人では分からない視点に出会えます。
今ここに挙げきれないほどたくさんのユニークな意見が出て、とっても有意義で楽しい時間になりました。
16歳で性被害に遭い今日に至るまで、私はずっと被害経験を言葉に出すことはネガティブな事だと思っていました。でも、こうやって新しい光を見つける為に、自分のセンシティブな経験も前向きな気持ちで話せるようになったこと、全ての仲間に感謝したいです。
今後もNanzan AIDさんとは勉強会を重ねて、素敵な企画を作っていきたいと思います。
NanzanAIDのみんな、よろしくネ♡
応援よろしくお願いいたします。
【Nanzan AIDの皆さんと】
(写真掲載の許可を皆さんにいただきました♪)